忍者ブログ
*不定期で無造作な頭の中身置き場* 亀のごときスピードで更新中。 拍手コメント返信もここで行っています。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


そろそろ読み終わりそうだ。

『百物語怪談集成』 /校訂;太刀川清/国書刊行会/昭和62年7月25日

収録されているもの
・諸国百物語 巻之一~巻之五
・御伽百物語 巻之一~巻之六
・太平百物語 巻之一~巻之五

PR


叢書江戸文庫②
責任編集=高田 衛・原 道生

【底本】
①諸国百物語→東京国立博物館蔵本
②太平百物語→国立国会図書館蔵本
③御伽百物語→明治版帝国文庫本文 *長野県短期大学付属図書館蔵本を校合本とする


①より
巻之四 「五、牡丹堂女のしうしんの事」→牡丹燈籠にかけているのか?
百鬼内の「骨女」に符合するか否かを確認

巻之五 「靏(つる)の林うぐめのばけ物の事」
寛永元年、廟所の名が靏(つる)の林
うぐめの巷説 *うぶめと思われるが表記は「うぐめ」
 →正体は五位鷺であった *五位の光のよう


あとでまたつけたすやもしれぬー。


追記を閉じる▲

「きろく」と打った時に「記録」よりも「喜六」が先に変換される我がパソコン。
前回の投稿からだいぶ間が空いていますねー。
そこで、このブログを何かしらに使いたいと、
自分が読んだ文献資料の覚書所に使ってみようと思いました。
記憶力が無いので、読んでもすぐに忘れてしまって勿体無いので
せめて、これを見たら少しは思いだせるように・・・。

と云うわけで今日から実践です。
単なる自分用の覚書ですので、他人が見てもそんな面白くないかと思います。

『妖怪の民俗学 日本の見えない空間』 /宮田登/岩波書店/1990.12.14


怖がり故、こういう系の文献を一人だとなかなか読み進められません。
人がいっぱいいる場所で読む。

辻、橋という空間の重要性→「境」

「下女」の名前→お菊多し 媒介となる「池袋の女」の存在
若い女性が引き起こす霊現象→霊的力の強い存在=若い女性
非日常下での潜在的能力の発揮→霊力として発現

化け物屋敷の共通点
・たいてい登場人物に若い女(下女)有


アメリカ、ハイズビル事件>>
1848年3月下旬、ハイズビルに住むフォックス家でのポルターガイスト現象 *LENS
娘が二人
ハイズビル事件=ロチェスター・ノッキング

日本、19世紀後半>>
平田篤胤『仙境異聞』 『勝五郎再生記文』
十五歳以下の少年達の体験談を基とし内容を構成
 勝五郎:あの世から帰還したという


「辻」は「つむじ」と同様の性格を持つ言葉である
笹本正治『辻についての一考察』 (「信濃」三十四巻九号)
葬式のある際、村の辻に線香、また串を十数本刺しておく例 →葬式の表示となっている
妖怪が立っているのも主に辻が多い

あの世とこの世を繋ぐメッセンジャーの役割=女性=妖怪化もしやすい存在であった


追記を閉じる▲